
地元の方との交流やアートからアイディアを得る、刺激的な1週間のワーケーション

1995年生まれ。3歳でタイ・バンコクへ渡り、10歳で帰国。大学在学中、2016年に国内最大級のスタートアップイベントを運営する一般社団法人Slush Tokyo(当時Slush Asia)にボランティア参加をきっかけに、翌年より同イベントのスタートアップ関連コンテンツの企画・運営を担当。2018年に同団体CEOに就任、翌年「BARK」へとリブランディング。起業という選択肢を日本に根付かせるべく、イベントやコミュニティ活動を実施。現在は複数スタートアップでコミュニティマネジャーを務める。
東京でフリーランスでコミュニティマネージャーやスタートアップ関連のイベント企画・運営をするFさんの1週間のワーケーションをご紹介。
普段自分が拠点としている東京以外のコミュニティに属する人たちと交流し、今後の自分の活動への刺激をもらいたいと思い参加しました。趣味であるアートスポット巡りも楽しみたいと思います!
目次
札幌で有名なカフェMORIHICOが入ったホテルに滞在
photo by HOTEL POTMUM
今回のワーケーション滞在でのホテルは「HOTEL POTMUM」。1階のロビーには札幌で有名なカフェMORIHICOのカフェがあります。客室にもコーヒーミルが置いてあり、札幌で見つけたコーヒー豆を買って、お部屋で楽しむことができます。
photo by HOTEL POTMUM

■詳細情報
・名称:HOTEL POTMUM
・住所:北海道札幌市白石区菊水1条1丁目3−17
・地図:
・アクセス:札幌市営地下鉄東西線菊水駅 2番出口 徒歩3分
・電話番号:011-826-4500
・公式サイトURL:https://www.potmumhotel.jp/
札幌駅から徒歩2分の「HOKKAIDO&Station01」でリモートワーク
東京で過ごしていたときと同じペースで仕事もしなくてはいけないので、コワーキングスペースに滞在し集中して仕事に取り掛かります。訪れた「HOKKAIDO&Station01」。自由に使えるスペースはもちろん、個室や会議室など様々なワークスペースがあるので、仕事内容によって使い分けることができます。また、「人と人とが繋がる場」をコンセプトにしており、イベントの開催や北海道の特産品が置いてあり、北海道の魅力に触れることができます。

今回訪れた札幌市のコワーキングスペースの中で一番雰囲気が落ち着いていて、個室ブースも多かったので、商談やWeb会議を実施する時にぜひ利用したいと感じました。
■詳細情報
・名称:HOKKAIDO ×Station01
・住所:北海道札幌市中央区北5条西5丁目 JR55 SAPPOROビル 6F
・地図:
・アクセス:JR札幌駅から徒歩2分
・営業時間:平日9:00~20:00、土曜日9:00~18:00
・定休日:日祝日
・電話番号:011-218-8601
・公式サイトURL:https://xstation.jp/
新しい出会いに胸が踊る!札幌のコミュニティハブ「DRIVE」へ
今回の札幌滞在では札幌で活躍する人たちとの出会いも期待していました。そんななか東京に負けず劣らず面白い人たちがいると聞いてコワーキングスペース「DRIVE」へ。「インキュベーション施設」と謳っており、ワーキングスペースだけでなく、スタートアップやフリーランス、法人や自治体など多彩な人材の交流を促進し、新しい価値を創造する「拠点」を目指しているそうです。
そんな「DRIVE」で、「ワーケーションから生まれるアイデアとは」というテーマでトークイベントが開催され、イノベーティブなワーケーションに取り組むためのヒントを得ることができました。
「コミュニティマネージャーの役割は、やっぱり人に会うのっていい!と思ってもらえる場を作ること」という言葉が特に印象的で、自分の仕事でも意識したいと思いました。詳しくは「ワークとバケーションで終わらない、これからの“ワーケーション”とは?」という記事をチェックしてみてください。

まさに「コミュニティハブ」という言葉が似合う場所でした。DRIVEに行けば札幌のキーマン誰かしらに会える。まず行くならDRIVEでしょう。
■詳細情報
・名称:SAPPORO Incubation Hub DRIVE
・住所:北海道札幌市中央区大通西3丁目6 道新ビル 2階 (北海道新聞社 札幌本社)
・地図:
・アクセス:札幌市営地下鉄 大通駅 より徒歩3分、JR札幌駅(南口)より徒歩10分
・営業時間:9:00~21:00 土日9:00〜18:00
・定休日:年末年始休業
・電話番号:011-210-5488
・公式サイトURL:https://sih-d.jp/
自然の中のアートに触れてリフレッシュ
札幌市には東京ではなかなかない大自然と寄り添う美術館やアート作品があります。アートに触れることが好きなので、休みの日には仕事へのインスピレーションをもらいに訪れてみました。
札幌の大自然と彫刻作品が融合した芸術作品を楽しむ
まずは札幌芸術の森へ。札幌芸術の森野外美術館に向かいました。広大な森の敷地内には日本を中心とした現代を代表する彫刻家の作品たちが置かれています。自然を背景に季節によって表情を変えるであろう個性豊かな彫刻作品たちを観ながら散策することができます。

自然とアートを同時に体験できてかなりリフレッシュになりました。アート(特に彫刻)好きだったらたまらないと思います。作品の感想を語り合いながら散歩したいなと思いました。
■詳細情報
・名称:芸術の森
・住所:北海道札幌市南区芸術の森2丁目75
・地図:
・アクセス:市営地下鉄札幌駅から真駒内駅、中央バス真駒内駅から芸術の森で下車
・営業時間:9:45~17:00(6~8月は17:30まで)※札幌芸術の森美術館の入園は閉園の30分前まで
・休園日:4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜日※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日年末年始(12月29日~1月3日)
・電話番号:011-592-5111
・公式サイトURL:https://artpark.or.jp/
札幌の青い空の下に大迫力でそびえ立つ「頭大仏」を観に行く
天気の良い休日には「真駒内滝野霊園」を訪れました。お目当は「真駒内滝野霊園」のシンボルでもある「頭大仏」。建築家安藤忠雄がつくった大仏で、建築好きな人にとっては「頭大仏」を訪れるのは憧れなのではないでしょうか。広々とした敷地内にはモアイ像があったりと、ちょっと外国に来た気分にもなれます。

規模の大きな建造物がドカーンと建っていて、かなりの映えスポット!ラベンダーの季節にまた訪れたいです!
■詳細情報
・名称:真駒内滝野霊園
・住所:北海道札幌市南区滝野2
・地図:
・アクセス:市営地下鉄さっぽろ駅から真駒内駅、中央バス真駒内駅から真駒内滝野霊園で下車
・営業時間:9:00~16:00
・電話番号:011-592-1223
・公式サイトURL:https://www.takinoreien.com/
スープカレーの概念をひっくり返すほどの美味しさ!地元で愛されるスープカレー「MATALE」を訪れる
東京に住んでいると、スープカレーは日常では馴染みがありませんが、札幌はやはり本場のスープカレーの街。札幌の街を歩くとスープカレー屋さんを本当にたくさん目にします。せっかくなら地元に愛されているお店で食べてみたいと訪れたのは「札幌スープカレーMATALE」。メニューも豊富で何度でも足を運びたくなるお店です。

正直スープカレーを特別好きというわけではないのですが、和風だし×スパイス×素揚げ野菜で、私の中のスープカレーの概念がひっくり返りました。本当に美味しかった...。メニューが多かったり、辛さやお米の量を細かく調整できてとても良かったです。絶対また行きたい!
■詳細情報
・名称:札幌スープカレーMATALE円山店
・住所:北海道札幌市中央区南1条西23丁目1-8
・地図:
・アクセス:市営地下鉄円山公園駅から徒歩5分
・営業時間:11:30~15:00、17:00~20:00
・電話番号:011-592-1223
・公式サイトURL:http://soupcurrymatale.com/
札幌のローカルプレイヤーから刺激をもらい仕事への意欲も倍増

ゆっくりおおらかな街ですが、暮らしている人たちはものすごい情熱を持っているなと思いました。場所としての札幌市だけでなく、札幌で出会った方々に魅力を感じました。地域の最前線で活躍するローカルプレイヤーたちと深く話すことができ、また街やコミュニティの新しい魅力に触れることができたと思います。たくさんの刺激をもらったおかげで、滞在中に新規事業のアイディアが膨らみ急遽企画書作りまでしてしまいました。
環境の変化で気分をリフレッシュするタイプの人、非営利的なマインドセットで活動をしている人、アートが好きな人には特におすすめです。
photos by Eri Miura
早起きをしてコーヒーを飲みながら朝一の作業をし、ランチに合わせて大通・すすきの方面に出かけるというルーティンで気持ちよく過ごすことができました。中心街から少し離れており、川沿いの散歩も良い気分転換になりました。場所を移動してリフレッシュしたい人、朝のコーヒーが欠かせない人にとってはぴったりのホテルだと思います。